第九回「神田まつや」
今回は「神田まつや」さんにお邪魔しました。ご主人の小高孝之はとても優しそうな方で、忙しそうにも関わらず温かく迎えていただきました。お店は神田のオフィス街の真ん中にあり、趣のある店構え、文化財にも指定されているという建物は大正時代に建てられたそうで、でも柱や壁はピカピカに磨かれていたのが印象的でした。
まずは「やきとり」をいただきました。唐辛子ではなくて、からしでいただくやきとりは焦げ目も程よい苦味があり、香ばしさも最高です。「とりわさ」は白髪ねぎがたっぷりと添えられていて、お酒とともにどんどん箸が進んでしまいました。「茶碗蒸し」は品のよいダシに具がたくさん、そばつゆの風味が印象的な大満足の一品でした。
「天ぷら」は15センチくらいの海老が2本、胡麻の風味が効いています。おそばは「ざるそば」「ごまそば」をいただきました。手打ちのおそばでしたが、機械のように太さが揃っていて、まず感動しました。濃い目のツユと細めのおそばがよくあい、またごまだれも、さらとしてそばの風味も引き立つ味でした。そば湯を入れて、最後の一滴まで楽しませてもらいました。
お店が本当に忙しそうで、6時過ぎ頃からはずっと満席でした。本当はゆっくりお話も聞けたらと思いましたが、またお邪魔させていただきたい、とてもいいお店でした。




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