
6回目となる今回は「新橋 能登冶」に、奥田さんと一緒にお邪魔しました。
新橋といえばサラリーマンの町、夜に来たら街頭インタビューでもされそうな印象でしたが、お店は烏森口の近くで、何軒も飲食店が並んだ一角にあり、こじんまりとしていますが、静かな店内にはクラシックが流れ、とても上品な感じのお店です。
ご主人の七尾信昭さんは六代目で、初代が石川県より上京して「能登屋」として開店、2代目次郎吉さんの時に新橋に移転し、ちょうど明治時代だったので「能登冶」とした、とのことです。名字の「七尾さん」というのもそれに由来するのでしょうか。それにしても本当に歴史のあるお店ですね。
まずは、一味唐辛子と柚子がピリッと効いた「そばみそ」と「玉子焼」をいただきました。やはり関東の玉子焼は甘くて、醤油の色が出ていて濃い色なのが特徴です。ダシの風味もしっかり効いています。
次からは「能登冶」名物の「鴨メニュー」が続きます。
ご主人は「また鴨のメニュー増やしたの!」と言われるほど鴨好きのようで、お店の並びにある鶏肉屋さんから仕入れをされています。
まずは炒めたネギとタレが絶妙な「鴨くわ焼き」、そして鴨の濃厚な味を蕎麦粉の衣でサクッと閉じ込めた「鴨の竜田揚げ」、人気ナンバー1という「鴨の親子丼」。1日に約2羽分、モモ肉・ムネ肉・脂身の全てを使っているそうで、柔らかくてジューシーな感じです。特に「親子丼」、鴨と卵とツユのバランスがよくて本当においしかったです。さすが人気ナンバー1だと2人で納得しました。
これまではあまり鴨肉を食べる機会がありませんでしたが、「鴨」を扱うお店が多いようで、食べ歩きをするうちに大好きになってしまいました。
最後に「冷や梅そば」でさっぱりと締めました。
それぞれのお店が、色々な食材に「こだわり」をお持ちのようで、食べ歩いてお話を聞くと、そういう特色がはっきり分かってきます。今後は、そういう「こだわり」も伝えていければ、と思っています。
