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蕎麦屋の当主・女将さん

室町砂場 村松洋子(むらまつひろこ)

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室町砂場 村松洋子(むらまつひろこ)
勤続年数:39年


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「室町砂場」を紹介してください。
明治2年創業、老舗の日本そば店。
現在は幅広い年齢層に、ご愛顧戴けるよう努力しております。

「室町砂場」のおすすめメニューは?
・(女将にとって)先代(=先々代:3代目)の頃に考案しました「天ざる」・「天もり」(温かい汁に掻き揚げの天ぷらを入れ、冷たいざる・もりを付けて召し上がります。) ・具沢山の「おかめそば」。
・お料理では、玉子焼・焼き鳥・ごま豆腐・そば味噌等、お酒のおつまみに。

商売屋に嫁いだときの印象や意気込みはどうでしたか?
実家も飲食店(鰻屋)ですので、若い頃は、サラリーマンに憧れました。その店それぞれの方針があり、只々、先代達の教えに従い、覚えることに精一杯でした。

商売(または女将という職務)をしていて嬉しかったことは?また大変だったことは?
お客様に「美味しかった。また来るよ。」と言われ、1日1日無事に終わること。大変だったことは、先代や、主人が他界し、相談相手がいなくなったこと。

女将さんとはどうあるべき、と理想像を考えますか?
お客様に愛され、従業員に愛され、そして店を愛すること。

代々の店主(3〜5代)の印象や違いは?
一本筋が通っていて、それぞれの役目を果たし、商売発展の為、惜しみない努力をする人たちです。

お客様に、どのように蕎麦屋を楽しんで頂きたいですか?
蕎麦だけを楽しむ方、一人お酒を呑みながらゆっくり味わう方、大勢の人たちと一緒にコミュニケーションを楽しむ方、色々ですが、皆様が「ああ来て良かった」と満足してお帰り戴ける様、従業員初め,、店内に気を配りたいと思います。

現店主から見た女将の印象は?
ほとんど病気もせず、店の顔として、毎日、店頭に立っています。心地よい接客も、言葉で言うより実践する事は難しく、色々なお客様が様々な心理状況でいらっしゃいます。表情や受け答え、言葉のアクセント、間合い一つで、お客様への影響が異なります。笑顔で感謝することも、心配して声をかけることも、程よいリードや誘導が小気味よく感じる事もあるようです。
そんな間合いの上手さを習得するには、心の持ち方と、長年の熟練が必要なのだと感心します。
一方で、多くのご苦労や経験、お付き合いをされてきたお客様達によって支えられている事も今まで女将がやってこれた理由のように見えます。


女将おすすめ
 天ざる1,550円 おかめ1,400円 焼き鳥750円



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